私は、この本の訳者が原文を忠実に訳されたことを信じる。原書にあったから載せた、そして、載せる気があったからホーキングは書いたのだろう。図らずも、あるいは図ってか、この記述は学問というものの「生臭さ」を山の裾野や麓の民草にも知らしめるものとなっている。
私たちが生きているこの世界は、偉人たちによって構築されたのではない。構築された世界の中で、その功績が評価された人がいる...